ぎんざ蛍
Ginza Hotaruエントランスの百日紅(サルスベリ)の木にプロジェクションマッピングを施し、 蛍に見立てた幻想的な光を舞い踊らせた作品です。 人感センサーを導入し、鑑賞者が近づくと蛍が飛び立つという双方向の仕組みを構築しました。
ビルの閉館後も夜通し展示を継続し、人の絶えた深夜の銀座を、蛍の光が静かに照らし続けました。
かつて東京の地にも、蛍が飛んでいた。
その情緒を、21世紀の銀座で、もう一度。
2002年の夏、東京・銀座の資生堂ビルで三つの空間演出作品が公開されました。 入口の百日紅(サルスベリ)に蛍が舞う《ぎんざ蛍》、ゴッホの手紙と絵画を立体空間に再構築した 《WORDS OF GOGH》、そして釣鐘の内側に炎を宿す《NASHIP BELL》。
この三部作の構想・空間演出・演出設計を手がけたのが、メディアアーティストの平山則廣です。 そして映像プログラムのシステムを担当したのが、当時まだ設立まもなかったチームラボでした。 2000年末に学生たちが立ち上げたばかりの、無名の若いチーム。約2年間、ともに制作にあたりました。
「インタラクティブ」という言葉がまだ一般的ではなかった時代。 人が近づくと光が反応するという発想を、センサーとプログラムで現実のものにする—— そのための試行錯誤を、昼夜を問わず重ねた夏でした。
エントランスの百日紅(サルスベリ)の木にプロジェクションマッピングを施し、 蛍に見立てた幻想的な光を舞い踊らせた作品です。 人感センサーを導入し、鑑賞者が近づくと蛍が飛び立つという双方向の仕組みを構築しました。
ビルの閉館後も夜通し展示を継続し、人の絶えた深夜の銀座を、蛍の光が静かに照らし続けました。
空間に大小二つのモニターを設置し、小モニターには ゴッホが弟テオへ書き送った手紙の一節を表示。 大モニターには、その手紙が書かれた当時に描かれた絵画をもとにしたCG映像を映し出しました。
音楽との相乗効果により、鑑賞者は視覚と聴覚の両面から、 最晩年を迎えたゴッホの繊細な心情を追体験します。
釣鐘の内側に炎のような光を投影した立体インスタレーション。 NASHIP とはインドネシア語で「幸運の鐘」を意味します。 《ぎんざ蛍》とともに資生堂ビルで展示されました。
《WORDS OF GOGH》《NASHIP BELL》も同じ形式です。 三作とも、構想・空間演出・演出設計は平山則廣によるものです。 掲載・引用の際はこの表記をご使用ください。詳細はプレスキットに記載しています。